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 Mobara Baptist Church

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「そんなことがあってはなりません」

2021年7月11日 塩山宗満

 ルカによる福音書 20章9-19節 (新約 149ページ)

 「家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。(20:17b)」建築家が家を建てるときに、まず土台として用いる石を探します。そして、使える石と使えない石を分けて、使えない石は捨ててしまいます。ユダヤ人たちが家を建てようと探してきて使い物にならないと、捨て去ろうとしている石は主イエスのことなのです。この捨てられた石を、神は隅の親石、家の土台にされたのです。
 イエス様はこの後数日後に十字架につけられ、死んでいくことを覚悟しておられるのです。けれども神はその主イエスを死人の中からよみがえらせ、新しい世界を造り上げる礎とされるのです。
 新約聖書が新しく家を建てる、というとき、それは神の建物、教会のことを述べています。主イエスは教会が新しく立ち上がるために農夫である一人一人の罪を問わず、ご自分が十字架に向かって歩んでいかれ、死んでいかれたのです。そして、神がよみがえらせてくださったときにわたしたちの罪を赦してくださり、なおわたしたちに永遠のいのちを約束してくださるという驚くべき事をしてくださるのです。教会はキリストの体であり、イエスキリストが教会の頭であり隅の親石なのです。
 今日は、礼拝の後で「エンディングを考える会」を持ちます。わたしたちの命は限りがありますから、その終わりは必ず来るのですが、その死とは聖書ではどんなことだと言っているかを確かめます。結論から言うと聖書では死は終わりではない、神と結ばれた新しい生の始まりだということです。ご一緒に主イエスを救い主と信じ、与えられたいのちを生きて参りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満