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 Mobara Baptist Church

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「神の子だから」

2021年7月25日 塩山宗満

 ルカによる福音書 20章27-40節 (新約 150ページ)

 「この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。(20:36)」復活とは死んだ人が生き返るという奇跡が起こることとはまったく違います。復活に与ったものはもう死ぬことがない、といわれます。そのような復活をしたのは主イエスだけです。イエス様が言われる「この人たちは、もはや死ぬことがない。」とはこの主イエスの復活と同じように永遠のいのちに生きるものとされる、ということなのです。わたしたちが復活に与る、ということは神の子であるイエス様のよみがえられたお姿と同じ姿になると言うことで、今のわたしたちのこのからだの有様とは違う姿に変えられ、主イエスと共に永遠の命に与るのです。
 わたしたちはイエス様が言われる「次の世」がどのようなものか心配になり詳しく知りたいのですが、聖書は、また主イエスはそれに対して細かい回答をされてはいません。わたしたちが持ついろいろな問いは、この地上での姿の延長上で次の世のことを考えているのですが、それは正しくありません。ただ、神によってよみがえりの新しい命と体を与えられ、来るべき新しい世を生きるということを信じてこの世での生を生きていくのです。
 「死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々」とは神が認められた人々のことで、主イエスを救い主と信じ、主に従って生きていこうとする人たちの事でしょう。「わたしはあなたの神である」と宣言してくださっている神を信じ、その神が約束してくださっている復活のいのちを待ち望みながら、神によって生きていく者となりましょう。


日本バプテスト連盟
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牧師 塩山宗満