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 Mobara Baptist Church

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「生涯の日を正しく数えるように」

2021年11月14日 塩山宗満

 詩編 90編1-17節 (旧約 929ページ)

 わたしたちの一生と言うのはどんな意味があるのでしょうか。ここで詩人は「生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。(90:12)」と述べます。私たち人間が何のためにこの世に命を戴き、また死んでいくのかを、また、命には終わりがあることをわきまえて生きることを、わたしたちに教えてください、とここでは祈っているのです。生涯の日を正しく数える、ということは自分の生涯に与えられた日々を、神を仰ぎながら、神に立ち返りつつ生きること。神のご用のために用いること、なのです。生涯の日々が神に用いられることを確かめながら生活するならば、たとえ20年、30年の若い生涯であっても、その一生は良きものであるし、十分長く生きたと言えるのではないでしょうか。
 この詩編は次のことを語っています。「天地を創造された神が、わたしたちの人生を見ておられ、ひと時は罪のゆえに私たちに怒りの目を向けられます。けれども、神がわたしたちの生きると死ぬとを、見ておられるので、神の目の前にしっかりと自分の人生を見つめて生きていくことができれば、その人生は長くても短くても意味がある。そして、神が恵みと慈しみに帰ってくださるので、私たちは神を喜び歌うことができるようになるので、わたしたちの毎日の生活が神の前に認められ、祝福を下さる」と。
 聖書は、わたしたちの人生がイエス様を信じてしたがっているかぎり、毎日の生活をしていく中での苦労は無駄にはならないことを語っています。神に与えられた毎日を、イエス様を見上げながらしっかり生きていきましょう。


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牧師 塩山宗満