2021年12月5日 塩山宗満
イザヤ書 41章8-13節 (旧約 1126ページ)
今日は待降節、アドベントの第2週、2本ろうそくに灯がともりました。待降節とはイエス様のご降誕を祝う時を待つ、準備の時ですが、それだけではありません。イエス様がもう一度この世界に来られることを憶えるときでもあります。
私たちは何か恐れていることがあるでしょうか。世の中には理性では理解できない不思議なことが起きることがあります。私たちを脅かすものはたくさんあります。病が私たちを脅かし、不安にさせます。心の中に不安を一杯抱えている人もいます。経済的な不安に襲われている人もいます。恐れの中身は一人一人違うでしょう。それも恐れるな・神が助けると約束してくださっています。
では、教会としてはどうでしょう。教会の歩みはゆっくりかもしれません。そんなに急には成長できません。主なる神は教会が持つおそれに対しても、恐れるな・助けると約束してくださっています。わたしたちに「おそれることはない」というみ言葉が与えられているのです。神の前に出る恐れと、私たちを襲う様々なおそれを前に、「恐れることはない」というみ言葉が響きます。そして「わたしは主、あなたの神。あなたの右の手を固く取って言う。恐れるな、わたしはあなたを助ける、と。(イザヤ41:13)」と約束しておられるのです。先週の井形英絵先生の宣教と午後の研修会でも主が「恐れるな、私はあなたを助ける」と言っておられるのを実感しました。
主が、「恐れるな、わたしはあなたを助ける、と。」といってくださるのですから安心して、多くの人たちとご一緒に喜びのクリスマスを迎えようではありませんか。