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 Mobara Baptist Church

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「教会の誕生」

2022年1月23日 塩山宗満

 使徒言行録 2章36-42節 (新約 216ページ)

 「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。(2:42)」 まだこのときは福音書もパウロの手紙も書かれておらず、教会は旧約聖書とイエス様が地上で生きておられた時の様々のことを思い起こすことができる使徒たちの言葉によって歩みを進めていったのです。そして、使徒たちの「教え」に導かれながら、イエスの愛によって神に結び付けられた一人一人をお互いに 愛しあい、助けあい、共に分かちあう「相互の交わり」がありました。「パンを裂くこと」とは主の晩餐式です。これはイエス・キリストが十字架で私たちの身代わりとなって死んでくださったことを覚えるために行うもので、当時はみんな一緒に集まって食事をしているときに行ったようです。
 ペンテコステは教会の誕生日だといわれます。それは聖霊が降って、多くの弟子たちがいろいろな言葉で語り始め、その言葉によってたくさんの人が主イエスを救い主と信じ、バプテスマを受けて、仲間に加わったことによるのです。
 神の言葉である聖書を読み、一緒に礼拝を守り、主の晩餐式とバプテスマと言う礼典にあずかり、祈りをする、教会はこのような礼拝と交わりを2000年続けてきました。私たちの教会でも共に礼拝をし、礼典が守られ、祈りが共にされている、それだから教会なのです。みことばに堅く立ち、相互の交わりをし、主の恵みに感謝して、心を合わせて祈るなら、主は救われる人々を仲間に加えてくださるのです。これからもたくさんの人たちに神の言葉を伝え、神の国が広がるように祈っていき、教会の働きをご一緒に担って行こうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

〒297-0012
千葉県茂原市六ツ野3394-5

TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満