2022年9月11日 塩山宗満
使徒言行録 15章36‐16章5節(新約244ページ)
出だしでちょっとつまずいたけれども、立ち直ってパウロの伝道を助けていったマルコ、順調にパウロの働きの助け手となったテモテ、どちらも神に用いられた大事な存在でした。信仰はそのようにして受け継がれていきます。私たちの教会にも様々な人たちが集められているのをとてもうれしく思います。今日本の教会は日本の社会の状況を反映して高齢化が進んでいます。ですから、高齢の方たちにどのようにみ言葉を届けるかというのは教会の大事な仕事の一つです。
「こうして、教会は信仰を強められ、日ごとに人数が増えていった。(16:5)」私たちの教会は信仰を強められているでしょうか。私たちの教会も昨年今年とバプテスマを受ける人が与えられて、うれしい限りです。人が神の前に立って、信じます、ということは、実に不思議な神の導きによることなのです。
わたしたちの教会の礼拝出席は25名から30名であまり変化していません。でも初めの頃は家族5人で来ていた人たちが、子どもたちが成長して巣立って行くにつれて二人になっても、不思議に他の場所からここに招かれてこの教会の働きに加えられていく人が与えられました。
どうぞ皆さん礼拝に来ることを楽しみにして、いろいろな困難を乗り越えておいでください。今年度は教会学校でクラスのメンバーを支えていこうと、みんなで決めて、そのように進めていますから、その働きに加わって下さい。そして私たちの教会も胸を張って、「こうして、教会は信仰を強められ、日ごとに人数が増えていった。(16:5)」と宣言できるように周りの人たちのことを覚えて支えていきましょう。