2023年1月29日 塩山宗満
使徒言行録 22章30節-23章11節 (新約259ページ)
最高法院でパウロがもっともつよく主張したことは「死者が復活するという望みを抱いていることで、わたしは裁判にかけられているのです。(23:6b)」と言っているところです。パウロにとって主張したいことの第一の点が、そして、キリスト教が最初から主張し続けたことは、主イエスが復活され、そのことによって私たちもよみがえり、永遠の命を戴くという約束があることなのです。
キリスト者とは、イエス・キリストの復活を信じ、そのことによって信じるものにも永遠の命の約束が与えられ、その永遠の命の希望によって生き、死んでいくものだと言うことができます。
捕らえられているパウロに主イエスの言葉が臨みます。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。(23:11)」パウロが置かれている状況は捕られ、今にも殺されそうなのです。その中でイエス様からの「勇気を出せ」という言葉が響きます。主イエスを救い主と信じて、この人生を歩んでゆくものには勇気が与えられるのです。私たちも勇気を出して、イエス様を信じ抜いて、イエス様の言葉に従っていきましょう。そしてここ茂原で主イエスがどんな方であるかを、証ししていきましょう。
今日、わたしたちは「新年度を考える会」を持ちます。今年度は教会学校のことを学んだり、わたしたちの教会の次のステップに進むための話し合いをしたりしながら歩んで参りました。これからの話し合いで、そのまとめを行い、来年度にどのような活動をしていったらよいかを示してくださるよう願います。ご一緒に祈りつつ考えましょう。