2023年10月1日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 6章3-4節
コリントの信徒への手紙一 11章23-26節
「わたしたちは、バプテスマと主の晩餐の二つの礼典、また聖書の教えと、教会の定めた秩序を守ります。」(教会の約束より)
パウロはローマ6章でバプテスマのことを語ります。「それともあなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼(バプテスマ)を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼(バプテスマ)を受けたことを。(ローマ6:3)」バプテスマを受けることは、イエス・キリストの十字架の死をわたしたちも身に負うことです。私たちがイエス様の十字架の死と共に生まれながらの古い自分に死ぬならば、主イエスの復活と同じようにわたしたちも新しい命に生きるのです。
教会の約束が語るもう一つの礼典は主の晩餐式です。
パウロはこの主の晩餐式の目的を最後にまとめます。「だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。(コリント一11:26)」主の晩餐式はイエス様の死を宣べ伝えるためであって、イエス様の十字架上での死と復活のときからイエス様が再びこの世の来られる終わりの時までの間の出来事を憶える時です。そしてそれはキリスト者の、また教会の使命になりました。私たちはこの主の晩餐式を守るたびに主イエスの死と、それに続く復活とを告げ知らせ続けるのです。
みんなで神が招いてくださった交わりに加わり、神の国の喜びを味わいましょう。そして、神の業をこの長生郡市のまだ神を知らない人たちに伝えていく、その働きをご一緒に進めて行こうではありませんか。