2024年4月21日 塩山宗満
ペトロの手紙一 1章17-25節
わたしたちは茂原という町でこうして教会に招かれ、共に礼拝を献げています。皆さんのお隣の人を見てください。どこから来た方たちでしょう。そう、日本中、世界中のいろいろなところから不思議な神の導きによってこの茂原バプテスト教会に招かれているのです。それは偶然ではなく、神の導きによるとしか思えないではありませんか。そして「真理を受け入れて、魂を清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから」この教会に招かれ、こうして少し前までは知らなかった兄弟姉妹と並んで座っているのです。
わたしがこの教会に招かれてきたときは日曜日の教会学校と礼拝、月2回の祈祷会、月に1回の婦人の集い、それに第2主日の朝の執事会がありました。それから20年経った今は、祈祷会と英語のBible class& Prayer meetingが毎週持たれています。談話室「ノア」、手話の会、三浦綾子読書会、いすみの森チャペル、みんな皆さんが始めたいと願って生まれてきた集会なのです。そして、それは皆さんが神の言葉を受け入れ、魂を清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになって、朽ちない種を周りの人たちと分かち合いたいとの思いが広がっていったからなのです。
「草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」これこそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。(1:24-25)」人が生きているときに上げる業績は立派に見えてもいずれ枯れてしまいます。わたしたちの命も限りがあります。でも、変わらない主の言葉があり、わたしたちにはそれが福音として知らされています。わたしたちはその福音をもって主がおられる所へ招かれていくのです。