2024年5月19日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 14章15-26節
今日は初代教会の弟子たちに聖霊が降されたという記念日、ペンテコステの日です。聖霊が与えられると様々なことが起きますが、とくに注目したい言葉は「聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(コリ一12:3b)」と言う言葉です。
聖霊が降って、初代のキリスト教会が誕生し、それから2000年が経ちました。あのエルサレムで起きた出来事は今の私たちにどう関わっているのでしょうか。その時からずっと聖霊は、神を求めイエス様を求めている人たちに注がれつづけてきました。聖霊が人々に注がれると、悔い改めの思いが押し寄せてきます。主なる神に、そして、主イエスに愛されているという喜びがわいてきます。また、主イエスを救い主として信じて生涯を歩みたいという熱い思いにさせられます。今日も礼拝の中で聖霊の素晴らしさを実感しましょう。私たちは皆聖霊の導きを経験してきているのです。
それからペンテコステの日に聖霊を受けた人たちがいろいろな国の言葉で語り始めた、と記されていますが、今のわたしたちの教会を見てみましょう。毎週の礼拝に4-5ヶ国の人たちが集まって、神の言葉を聴いています。ペンテコステの日の様子がここでも起こっているのです。
ヨハネ福音書14章の最後の言葉は「さあ、立て。ここから出かけよう。(31節)」です。私たちの群れに、聖霊が注がれ続け、私たちが神の守りのうちに置かれ続け、それだけでなく、私たちの群れに主イエスを救い主と信じる人が与えられるようにいのり続けましょう。そしてここから出かけていって、それぞれの置かれている場所で証しをし続けましょう。