2025年3月9日 塩山宗満
マタイによる福音書 20章1-16節
天の国は神の招きに応えてぶどう園、今の私たちで言えばイエス様が集められた群れ、すなわち教会に加わると言うことから始まるのだ!と言っておられます。人それぞれに招かれる時があります。早くから招きを受けた人も午前中に声をかけられた人も、もう夕暮れになってから声をかけられた人も等しく天の国に加わることができるのです。この教会にもクリスチャンホームに生まれ育って、小学生でバプテスマを受けた人たちがいます。一方で、ここ数年、70歳代の壮年の皆さんがバプテスマを受けておられます。高齢者社会といわれる今の日本で、このことは素晴らしいことです。今年度は30歳代の人が4人バプテスマを受けるのですから、これも、わたしたちの教会にとって大きな恵みです。
バプテスマはキリスト者としての始まりです。ここから新しい世界が開かれていきます。時には試練が与えられるでしょう。苦しみがあり、病があり、痛みがあります。私たちの周りにも、お一人お一人に苦しみ、悩みがあるでしょう。やり場のない怒りももたざるを得ないかもしれません。だからこそ、聖霊の助けを求めて、最もよい知恵が与えられるよう祈って、道を探していきましょう。イエス様を信頼して、お互いに助け合いながら、2025年度もご一緒に歩みを進めていきましょう。どうぞ、この4月から働き始める服部紘司牧師のことを憶えて祈ってください。また、教会につながる兄弟姉妹のことを憶えて祈ってください。この教会を訪ねてこられるお一人お一人のことを覚えて、祈ってください。皆さんが神に用いられていくために、そして茂原バプテスト教会が神の栄光を表すために。